作家・サイエンスライター細川博昭先生による講演会のお知らせ | オカメインコなどと触れ合える小鳥カフェ表参道

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作家・サイエンスライター細川博昭先生による講演会のお知らせ

2018年12月04日
 
作家・サイエンスライター細川博昭先生による講演会のお知らせ

写真 Photo-Pot

鳥飼いさんたちに大反響!!
細川博昭先生による講演会とサイン会を開催します。

お申し込み先

ご予約は氏名、人数、電話番号、参加希望の講演名を明記の上、
下記メールアドレスまでお申し込みお願いします。
info@kotoricafe.jp
※キャンセルは3日前までにご連絡をお願いします

万葉集由来の新元号、記念!!
『万葉集の中の身近な鳥と、万葉時代のインコの話』

 平成から令和へ。元号が変わりました。
 それを記念して、上野ことりカフェ、令和最初の講演は「万葉の鳥」です。

 万葉集に登場する鳥は、基本的に今も身近な鳥です。でも、なぜかスズメは採用されていません。日本神話には登場するのに……。不思議です。
 ホトトギスやカッコウの托卵を、万葉人も知っていました。それについて詠まれた歌も残っています。
 当時、ホトトギスは夏を告げる鳥でした。初夏になってもホトトギスの声が聞こえないと、その夏は冷夏の可能性が高まり、飢饉が起こる確率が上がります。なので、人々は祈るような気持ちでホトトギスの初音を待つのが常でした。

 今とイメージが大きくちがう鳥もいました。筆頭はカラスです。なんとカラスは恋の鳥であり、ニワトリがいない場所では朝を告げる鳥でもありました。

 代表的な万葉の鳥は、ホトトギス、カリ、ウグイス、ツル、チドリ、カモ、の6種ですが、ほかに次のような鳥が歌に詠まれていました。こうした鳥たちにまつわる興味深い情報をお伝えします。

◎カモ類ほか水辺の鳥
→ウ、サギ、シギ、コガモ、トモエガモ、カイツブリ、オシドリ
→アイサ類、カモメ類、ミヤコドリ
◎猛禽
→タカ類、ミサゴ、ワシ類
◎キジ目の鳥
→ウズラ、キジ、ヤマドリ
◎アトリ科の小鳥
→アトリ、イカル(いかるが)、シメ
◎それ以外の陸の鳥
→カラス、ツバメ、トラツグミ、ヒバリ、モズ、カッコウ
◎飼育鳥
→ニワトリ

 また、万葉集が詠まれた時代にはインコも渡来していました。合わせて、当時のインコの話もしたいと思います!

【日時】
2019年6月1日 土曜日 19:00-20:45
19:00-20:00:講演
20:00-20:45:Q&A フリートーク サイン会
★お持ちの書籍にもサインします。
★書籍販売あり

【会場】
ことりカフェ上野本店

【講演費】
3000円(1ドリンク付き)
※当日現金にてお支払い。
※カフェの割引券はご利用いただけません。

【定員】
先着25名様
※最小人数6名以上(5名以下の場合は開催中止となります。)

細川博昭氏プロフィール

作家。サイエンスライター。
鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。
日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、ほか所属。
おもな著作に、『鳥が好きすぎて、すみません』『うちの鳥の老いじたく』『インコの心理がわかる本』『インコの食事と健康がわかる本』(誠文堂新光社)、『鳥を識る』(春秋社)、『マンガでわかるインコの気持ち』『知っているようで知らない鳥の話』(SBクリエイティブ)、『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)、『インコのひみつ』『身近な鳥のすごい辞典』(イースト・プレス)などがある。

 
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